構造材、続編。

昨日に続き、構造材の話です。

今回も建築士の構造計算、強度計算などの難しい話ではなく、現場で材を扱う大工目線での感覚での話です。

データ、数値を100%信用される方には、あまり参考にはなりませんのであしからず。

プロ(大工)向けではなく一般の方向けに書きますので、専門用語は極力控えて書いてます💧

 

最近、新築現場でよく使われている数少ない無垢の構造材は概ね3種類くらいだと思います。

桧、杉、米松、

この3種類、どれも山で育った木なのですが、匂いも色も材としての性質もかなり異なります。

まず、桧。

土台(コンクリート基礎の上に横方向にボルトで締め付けられている材)は、どの家もこの桧が使われている事が多いと思います。もちろん柱としても最高です✨

この3種類の中ではシロアリにも一番強く、材自体にも粘りがあります。

木目も詰まっていて脆さもありません。横架材(桁、梁)としても使える万能な材ですね✨

しかし大きなサイズの材になるとなかなか高価な為、現実的には土台、柱のイメージです。

次に杉。

 

こちらは、成長が早いので切り口を見ると年輪が詰まっていない(年輪の幅が大きい)です。

なので、脆さがあります。とても柔らかい材ですね。

垂直に生える木の性質上、柱などの垂直荷重には強いですが、横架材には向かないです。

大工なので、いろいろな会社の棟上げに行き掛矢(大きい木槌)で叩いて組み立てるのですが、杉材を横架材に使う建物は、組み立てる際ふわふわする(大袈裟に言うとトランポリンの上にいる感じ)感覚があります💧

脆さもあるので仕口、継手(木を組む為の加工している箇所)が強く叩くと壊れやすいです。

なので梁、桁には私は使いたくない材ですね💧

柔らかい材なので、もちろん土台には不向きです。

この杉材は、年輪が大きい分、板なんかに使うと木目が美しいので、羽目板や和室の造作材には最高だと思います(一般的によく使われてます✨)

メリットとしては、値段が安めな所です✨(屋久杉、吉野杉など高価なのもあります💧)あくまで流通材の話です。

最後に米松。

 

この材は、昔から木造建築で梁として使われてきた日本の地松の代用品として普及した輸入材です。

油分が多く粘りがあり横架材に最適です。

最近はだんだんとこの材も希少になり、値段も上昇傾向にあります。

床の下地材の根太にもこの木が使われています。

私が、材を選べる立場で工事をさせていただく場合、予算の都合にもよりますが、一般的にはこのように適材適所に考えて行きます。

構造材は出来るだけ無垢材で、使い方も考える。

それが当社の方針です。

 

 

 

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